赤外線ランプとスペクトル
赤外線は1800年にハーシェルが可視スペクトルの端から長波長側に熱効果の大きい部分があることを発見、1835年にアンペールにより、可視光線と同種類の光波でもある電磁波であることを示したなどの歴史を持ちます。
現代では生活に必要不可欠な存在になっています。
例えば、炬燵に利用が行われている他、テレビやエアコンのリモコンはいずれも赤外線を利用する製品が増えています。
ちなみに、可視光線の中で一番長い波長が赤色で、赤色より波長が長い電磁波は目に見えないもの、赤い光の外側と言う意味において赤外線と呼ばれているわけです。
赤外線ランプはこの赤外線を利用したもので、放射率を高くした電球のことを意味しています。
一般的な白熱球よりもフィラメント温度を低めにしているなどの特徴を持ちます。
赤外線は熱作用があるため、塗料の焼き付けや乾燥、食品加熱などで利用が行われていますが、LEDを利用した赤外線ランプは消費電力が小さいなどのメリットを持ちます。
赤外線ランプの赤外線の特徴と用途について
赤外線ランプとは赤外線を利用したランプのことです。
この赤外線は家庭でもよく使用されるものであり、テレビのリモコンから暖房など、身近な様々なものに利用されています。
赤外線ランプは通信やセンサー、認証機能やセキュリティ、医療など多方面で利用されており、我々の生活に欠かすことが出来ないものです。
このランプに利用されている光は可視光線の中で一番長い波長である赤よりも波長が長い電磁波であり、目に見ることが出来ません。
この特徴としては、可視光線と同じように空気中を直進することです。
そのため、何かものを温めたいときなど反射板により決まった方向に当てることが出来るため、温めたい場所をしっかりと温めることが出来ます。
日本の冬によく登場するこたつ用の電球はこの光を用いた電球の一種で、光自体は目に見ることが出来ませんが、視覚的な温かさを強めるために、ガラス級が赤く着色されており、温度を上げるごとにより強く赤く色づきます。